【月の七段について】
ここに2007年12月のカレンダーがあります。
さて、2007年12月の「七段」は、何曜日でしょうか?
「金曜日」です。
「七段」という言葉を聞いて、かけ算「九九」の七段を連想された方もいるでしょう。
曜日あて「七段」とは、「7の倍数」、そして「0日、7日、14日、21日、28日」という意味があります。
また、7日、14日、21日、28日の「曜日」の意味もあります。
目的の日付が「七段」からどれだけ離れているか、それを数えるのが「曜日あて七段」です。
さて、2007年12月17日は、何曜日でしょうか。
<考え方>
(1)2007年12月の七段 → 金曜日
(2)17日は「七段」プラス3 → +3 (14+3ですね)
(3)金曜日+3 は 月曜日
<やり方>
17日と聞いたら、指を3本立てます。
2007年12月の七段を言います → 金
立てた指を折り曲げていきます → 土、日、月
月曜日が答えです。
【年の七段について】
月の七段で最も重要なのが、3月の七段です。
3月の七段を、「年七段」と呼びます。2007年の年七段は「水曜日」です。
年七段から、他の月の七段がどれだけ離れているかを憶えてください。
これは七段推移表(ななだんすいいひょう)です。
七段推移表は、うるう年のとき、1月と2月の七段がマイナス1だけずれます。
(うるう年の七段推移表)
さて、2007年10月27日は、何曜日でしょうか?
<考え方>
(1)2007年の年七段 → 水曜日
(2)10月は「七段」プラス4 → +4 (七段推移表をみてください)
(3)27日は「七段」マイナス1 → −1 (28−1ですね)
(4)水曜日+4−1 は 土曜日
<やり方>
10月と聞いたら、指を4本立てます。
27日と聞いたら、指を1本折り曲げます(指は3本立っています)。
2007年の年七段を言います → 水
立てた指を折り曲げていきます → 木、金、土
土曜日が答えです。
【年七段の推移について】
年七段は、1年でプラス1だけ進みます。ただし、うるう年になるときは、プラス2になっています。
これでほかの年の曜日もわかるようになります。
さて、2010年10月10日は、何曜日でしょうか?
<考え方>
(1)2007年の年七段 → 水曜日
(2)2010年の年七段 → +3+1(10−7=3 そしてうるう年が1回ある)
(3)10月は「七段」プラス4 → +4 (七段推移表をみてください)
(4)10日は「七段」プラス3 → +3 (7+3ですね)
(5)+3+1+4+3 = 11
(6)11 は「七段」プラス4 → +4 (7+4ですね)
(7)水曜日+4 は 日曜日
<やり方>
2010年と聞いたら、指を4本立てます。
10月と聞いたら、指を4本立てます。
(指が7本立つと、またゼロに戻るので、指は1本立っています。)
10日と聞いたら、七段プラス3と考えて、指を3本立てます。
(合計4本の指が立っています。)
2007年の年七段を言います → 水
立てた指を折り曲げていきます → 木、金、土、日
日曜日が答えです。
【20世紀の七段・21世紀の七段について】
現在より数十年も離れた日については、年七段を憶えるのは大変なので、2つの七段(曜日)を憶えておくと便利です。
20世紀の七段 = 1900年の七段 = 水曜日
21世紀の七段 = 2000年の七段 = 火曜日
さて、1947年5月3日は、何曜日でしょうか?
<考え方>
(1)1900年の年七段 → 水曜日
(2)1947年の年七段 → +5+4
・・・(47は七段プラス5 → +5)
・・・(47年間にうるう年は11回ある 11は七段プラス4 → +4)
(3)5月は「七段」プラス5 → +5 (七段推移表をみてください)
(4)3日は「七段」プラス3 → +3 (0+3ですね)
(5)+5+4+5+3 = 17
(6)17 は「七段」プラス3 → +3 (14+3ですね)
(7)水曜日+3 は 土曜日
<やり方>
1947年と聞いたら、指を5本立てます。(47は七段プラス5)
さらにうるう年の数を数えます。
うるう年が11回あったので、指を4本立てます。
(指が7本立つと、またゼロに戻るので、指は2本立っています。)
5月と聞いたら、指を2本折り曲げます。(七段推移表をみてください)
(指は1本も立っていない状態です。)
3日と聞いたら、七段プラス3と考えて、指を3本立てます。
(合計3本の指が立っています。)
20世紀の七段(1900年の年七段)を言います。→ 水
立てた指を折り曲げていきます。→ 木、金、土
1947年5月3日は土曜日です。
【教材ゲーム<曜日あて七段>について】
カルタ式 → 七段表という紙を使い、曜日を手で押さえます。
(そのほか、七枚のカードにそれぞれ曜日が書かれているものを取り合う方法など)
口答式 → 正しい曜日を早く言った人が勝ちです。
マーク式 → 答案用紙に書いてある曜日にマルを付ける方式です。
(次の表は1用紙10問の方式。他に1用紙1問×10枚など)
(多数の人を対象にして、2問正解は5級、10問正解は1級とする場合などに使いやすい方法です。)